長南瑞生の部屋

7つの習慣

『7つの習慣』は、全世界で3500万部、
日本でも120万部の大ベストセラーです。

この本は、分厚くて、なかなか読む気になれないのですが、
読むと、単なる表面的なテクニックではなく、
いつの時代も、どの国においても変わらない
成功のための「原理原則」がかなりよくまとまっています。

著者のスティーヴン・R.コヴィー氏は、
この本を書く際に、
1776年のアメリカ合衆国建国以来の
「成功」に関連する文献を全て調査した結果、
最近の50年間に書かれた文献の内容は、
「その場しのぎの表面的で薄っぺらいもの」
に過ぎず、成功に必要な「原理原則」は、
全て過去の150年間の文献に隠されていた、
と言っています。

古い文献といったものは、多くの人がすでに
あきてしまい、見向きもされないことが多いですが、
古くから今も残っている文献は、
「歴史が証明している」成果を記したものなのです。

そのコヴィー氏が7つにまとめた原則とは、

■私的成功
第1の習慣・主体性を発揮する (Habit 1 Be Proactive)
第2の習慣・目的を持って始める (Habit 2 Begin with the End in Mind)
第3の習慣・重要事項を優先する (Habit 3 Put First Things First)
■公的成功
第4の習慣・Win-Winを考える (Habit 4 Think Win/Win)
第5の習慣・理解してから理解される
      (Habit 5 Seek First to Understand, Then to Be Understood)
第6の習慣・相乗効果を発揮する (Habit 6 Synergize)
■再新再生
第7の習慣・刃を研ぐ (Habit 7 Sharpen the Saw)

の7つです。
これをしっかりと心がけてゆきましょう。